IKISG

都内在住、IT職フルタイム、1児の母。親に頼れず、夫は多忙のワンオペ育児。巷のメディアに取り上げられるワーキングマザーはスーパーウーマンすぎて身近に感じられない。普通の人でも、親に頼らなくても働くにはどうしたらいいのか考えています。生後5か月の子を認証園に預けて復職し、1歳で認可園に転園。復職から3年ほどの人が書いています。

判断材料その三:その短所に耐えられるかを考える

判断材料その一:自分のコストを考えてみる - IKISG

判断材料その二:その理由で納得できるかを考える - IKISG

と同じ系統の話。

 

ネットで何かを買うことが本当に増えた。

実店舗で買う時でも、その前に口コミを読んで比較してみよう、ということはよくある。

今までは買わなければわからなかったことが、買う前に分かるようになったのはいいことだ。

けれど口コミが有用だと知れたせいで口コミをビジネスとする人が現われ、
口コミは信用ならないものになってしまった。

 

口コミを読むときは必ず低評価のものを重点的に読むようにしている。

いい口コミは偽装の可能性があるが、悪い口コミは大体において真実だと思うからだ。

たとえば年賀状を印刷するためにプリンタを買おうとしているとき、
「★1 音がとにかくうるさいです」という商品は自分にとって許容範囲だが
「★1 すぐインクが切れて、しかもインクが他社より高いです」という商品は嫌だというように。

 

そして口コミは必ず文章を読む。

★の付け方は人によって違いすぎて参考にならないからだ。

「★1 違う商品が届いた。取り替えてもらうのも時間がかかった」というような口コミは
ショップの口コミとしては有用かもしれないが、商品の口コミとしては参考にならない。

「★3 今日届きました。使うのが楽しみです」という、何を評価しているのか不明の口コミもあったりして
口コミ文化は本当に面白いと思う。

 

短所に耐えられるか?を考えるのは、口コミをもとに買い物をするときくらいだと思う。

でもその根底にある「いい意見は信じられないかもしれない。悪い意見に嘘はない」という考え方は
わりと普段からしている気がする。

 

「子どもがいるから仕方ないよ」と言ってくれる人。

「子どもがいるからって甘えだ」と言う人。

前者のような理解を示してくれる人がありがたいあまり、後者のような人を敵認定してしまいそうになる。

けれど、前者は本心ではないかもしれない。

後者はおそらく高確率で本心だ。

 

優しい人、公平な人、いつも冷静な人には憧れる。

でも本心がどこにあるのか見えづらい。

 すぐ怒る人、相手によって態度を変える人、気分屋の人がとても苦手だ。

でもそういう人は嘘のない人だと思うと、すこし付き合いやすくなる気がする。