IKISG

都内在住、IT職フルタイム、1児の母。親に頼れず、夫は多忙のワンオペ育児。巷のメディアに取り上げられるワーキングマザーはスーパーウーマンすぎて身近に感じられない。普通の人でも、親に頼らなくても働くにはどうしたらいいのか考えています。生後5か月の子を認証園に預けて復職し、1歳で認可園に転園。復職から3年ほどの人が書いています。

2014-01-01から1年間の記事一覧

タスク引き継ぎメモ(仮)

もし1日、誰かに仕事を引き継ぐとしたら…と考えながら書いてみた。 ======================== 引き継ぎメモ 以下、作業を列挙します。注意点は※として挙げてあります。 AM5:30 起床 朝食準備。 大人はパン、簡単なおかず、ヨーグル…

夢を見なくてよかった

育った環境もあるし性格もあると思うのだが、私は結婚したい!お嫁さんになりたい!と思ったことがなかった。 そういえば彼氏がほしい!と思ったのもごく僅かな期間だった。 彼氏とはどんなものかしら、と思い一人と付き合ってみて勝手に分かった気になり、…

子どもがいないとわからないこと

そんなものはないんじゃないかな、と思った。 子どもがいる人といない人では考え方や行動が大きく違う、かもしれない。 でも私たちはその違いの理由を「子どもの有無」に求めすぎているのかもしれないと思った。 若手社員が憤っていた。 「みんな会社のイベ…

「働いていると偉い」のだろうか?

前回、「「子どもを抱っこしていて偉いよね」 - IKISG」で、人から偉いと言ってもらった時に感じたことを書いた。 もっと気になっていることがある。 復職してから1年、いや結婚してから数年の間に何度か言われた、 それは、「結婚しても仕事続けるなんて偉…

「子どもを抱っこしていて偉いよね」

学生時代の友人たちと集まった。 結婚している人、いない人。 子どもがいる人、いない人。 兼業主婦、専業主婦、親と同居などさまざまだ。 久し振りに会えてみんな嬉しそうで、それぞれの近況を報告し合った。 賑やかな場の中で、一人の友人が私のことを 「…

夢がないと駄目だ、と思った

夢でも目標でもビジョンでもいい。 何かを持っている人は違う、と思った話。 先日、違う業種の若い人と一緒に食事をした。 前回話したのは数か月以上前のことだ。 その時は、最近仕事はどうですか?と聞くと、こういうことがあってやりがいを感じます、と言…

できない理由

自戒のつもりで「「忙しいからできない」は「能力がないからできない」のエイリアスである - IKISG」を書いた。 そういえば、だいぶ前に「忙しいからできないと思う、とその人は言った - IKISG」というのも書いていた。 忙しい、ということばかり考えている…

子どもは私に似ていない

子どもは私に似ていない。 それは私にとって嬉しい事だ。 実は、妊娠中ずっと「お父さんに似て生まれてきてね」とお腹に念を送っていた。 会社からの帰り道、駅から家までの道を歩くときの習慣だった。 (なぜそういう習慣になったのかは不明) 私はたぶん自…

「忙しいからできない」は「能力がないからできない」のエイリアスである

「忙しいからできない」という言葉は仕事でも日常でもよく耳にする。 「忙しいから設計書のメンテができない」という現場。(本当に多い) 「日々の仕事で忙しいから新しいことへの挑戦ができない」という人。 本当は違うんじゃないか、と思う。 いざ時間があ…

「ちょっと大変」な子どもとの暮らしが「すごく大変」に変わるとき

昨日のエントリ「子どもとの生活は忍者の修行だ - IKISG」に子どもとの暮らしは「すごく大変」ではなく「ちょっと大変」なだけだと書いた。 でも不正確だったから訂正したい。 子どもとの生活が「すごく大変」になる時期があることを正直に書きたい。 ひとつ…

子どもとの生活は忍者の修行だ

子どもがいない友人知人から「子育てって大変でしょ」とよく言われる。 子どもを持つ人はみんな言われ慣れているのではないかと思う。 私も子どもを持つ前は漠然と、すごく大変なのだろう、と思っていた。 子どもがいる生活を考えるとき、自分が子どもだった…

子どもがいて仕事を続ける大変さと、その考え方

前回、復職したほうが楽だと思っていることについて書いてみた。 「「子どもがいて仕事を続けるのって大変でしょ?」 - IKISG」 すべての人がこれに当てはまるとは思っていないし、専業主婦を否定したいわけでもない。 働くことのデメリットだって、あたりま…

「子どもがいて仕事を続けるのって大変でしょ?」

今日、すごく嬉しい事があった。 私が妊娠する前から仕事でお世話になっている人たちが、結婚するという。 夫婦揃ってIT職。うちと同じだ。 秋にはお子さんも生まれるのだそうだ。 仕事には戻るつもり、と彼女は言っていた。 そしてそのとき聞かれた。 「子…

子どものオン・オフ使い分けを知ってしまった

子どもはもう自分の表現を持っているんだ、と思った。 保育園にもすっかり慣れ、朝泣かなくなった。 0歳から通っていた前の園でそうだったように、すっかり慣れて家と同じように過ごしているのだろうと思っていた。 しかし先生から聞く様子や、園ノートに書…

第一子誕生のあと、復職を考えている人へ伝えたいこと

一年ちょっと前の自分を思い出しながら書いてみる。 あの頃、私にこんなことを言ってくれる人がいたらどんなに心強かっただろう。 最初に伝えたいこと これから出産という未知の体験を乗り越え、仕事に戻ることはとてつもなく大変なことに思えるでしょう。 …

スーパーウーマンになりたくない

女性の復職、というものが注目を浴びているように思う。 自分が当事者になったから余計そう感じるのかもしれないが専業主婦が当たり前ではない時代になってきたのが大きいのかもしれない。 (女性だけの話ではないとか、気を使うあまり無法地帯になりはしない…

「自分がやったほうが早いし確実だから」

仕事ができるようになってきた頃によく思うことではないだろうか。 後輩や、時には先輩の仕事が歯痒く中途半端に見える。 なぜこんなこともできないのか。 なぜミスをするのか。 なぜこんなに時間がかかるのか。 言われないとできないのか。 それなら、自分…

子どもを早くから保育園に入れてよかったこと

今日で4月が終わりだ。 認可園に転園して最初の1か月が過ぎたことになる。 思い起こせば慣らし保育の2日目、初めて私と離れることになったとき大泣きして先生の抱っこでもおやつでも泣き止まなかったわが子。 泣かないようになってからも数日間は、振り向い…

出産がデトックスなら、産後は

「出産はデトックスである」という説は妊娠中、出産についての情報収集のためネットを徘徊していたときに何度か目にした。 細かい話は覚えていない。フレーズだけが記憶に残った。 そして自分が出産を経験し、実際のところどうだったかというとデトックスだ…

親を頼らない子育ての実情 ~お金編

親を頼らない実情シリーズ 親を頼らない子育ての実情 ~産後編 - IKISG 親を頼らない子育ての実情 ~保育園編 - IKISG 親を頼らない子育ての実情 ~休日編 - IKISG 親を頼らない子育ての実情 ~休日編2 - IKISG 親を頼らない子育ての実情 ~お金編 ---------…

親を頼らない子育ての実情 ~休日編2

親を頼らない実情シリーズ 親を頼らない子育ての実情 ~産後編 - IKISG 親を頼らない子育ての実情 ~保育園編 - IKISG 親を頼らない子育ての実情 ~休日編 - IKISG 親を頼らない子育ての実情 ~休日編2 親を頼らない子育ての実情 ~お金編 - IKISG ---------…

親を頼らない子育ての実情 ~休日編

親を頼らない実情シリーズ 親を頼らない子育ての実情 ~産後編 - IKISG 親を頼らない子育ての実情 ~保育園編 - IKISG 親を頼らない子育ての実情 ~休日編 親を頼らない子育ての実情 ~休日編2 - IKISG 親を頼らない子育ての実情 ~お金編 - IKISG ---------…

親を頼らない子育ての実情 ~保育園編

親を頼らない実情シリーズ 親を頼らない子育ての実情 ~産後編 - IKISG 親を頼らない子育ての実情 ~保育園編 親を頼らない子育ての実情 ~休日編 - IKISG 親を頼らない子育ての実情 ~休日編2 - IKISG 親を頼らない子育ての実情 ~お金編 - IKISG ---------…

親を頼らない子育ての実情 ~産後編

----------- 親を頼らない実情シリーズ 親を頼らない子育ての実情 ~産後編 親を頼らない子育ての実情 ~保育園編 - IKISG 親を頼らない子育ての実情 ~休日編 - IKISG 親を頼らない子育ての実情 ~休日編2 - IKISG 親を頼らない子育ての実情 ~お金編 - IKI…

子どもの成長は嬉しく、そして少しさみしい

子どもが、今月から新しい園に通い始めた。 (その時の様子は「兼業主婦 兼 母のある一日(入園式編) - IKISG」「兼業主婦 兼 母のある一日(慣らし保育編) - IKISG」あたりに書いている) 迎えに行くと泣いてしまった日が1日。 朝、先生に預けるとき嫌が…

細かすぎる仕事効率化の話

職場でショートカットキーの話になった。 IDEでこういうことをしたいときどんな操作をするか、という誰かの些細な質問からこのやり方のほうがタイプ数が少なくて済むとかいやいやこっちのほうが一目でわかりやすいというような激論を交わした。 こんな小さな…

子どもがいることは遜色なのだろうか

会社の人から、子どもの話題を振られるのが嫌でたまらない。 おそらく気を使ってくれているのであろうが、その話題を出されるとなんとも言えない居心地の悪さを感じる。 それが数回続いたら、もうその人と話す機会を避けたくなってしまう。 たとえば道を歩い…

「子どもが小さい間は、母親が友達と遊ぶのは無理だ」

「子どもが生まれてから友達と遊べていない。月に1回くらい、友達と遊んだり食事に行ったりできたらいいのに」 第一子を出産し、最近復職したばかりの若い子がそう嘆いていた。 基本的に出不精で家が大好きな私ですら外に出たくなるから、若くて社交的なその…

兼業主婦 兼 母のある一日(慣らし保育編)

4月3日、慣らし保育2日目。会社を休む。 慣らし保育初日は夫が行ってくれた。 子どもと一緒に遅めに登園し、一緒に遊び、昼ごはんをいただいて帰ってくるという流れだったそうだ。 ずっと夫がついていたから、子どもは泣かずに過ごしたという。 朝、通勤する…

兼業主婦 兼 母のある一日(入園式編)

「子が経験する初めての別れ - IKISG」に書いた通り、4月から子が転園した。 その時のことを書いてみようと思う。 4月1日、入園式。会社を休む。 0歳~5歳までの新入園生、在園生たちで入園式が行われた。 各クラスと先生たちの紹介があり、15分ほどで終わる…