IKISG

都内在住、IT職フルタイム、1児の母。親に頼れず、夫は多忙のワンオペ育児。巷のメディアに取り上げられるワーキングマザーはスーパーウーマンすぎて身近に感じられない。普通の人でも、親に頼らなくても働くにはどうしたらいいのか考えています。生後5か月の子を認証園に預けて復職し、1歳で認可園に転園。復職から3年ほどの人が書いています。

「ダメ」が多すぎる

なるべく子どもに「ダメ」と言わずに暮らしたい。

でも毎日毎日、気づけば「ダメ」と言っている気がする。

 

まず、本人の命や健康を害するようなことは、問答無用で「ダメ!」だ。

大きな声も上げるし、実力行使で物を取り上げることもある。

 

次に、お友だちや保育園の先生に、周囲の人に対して危険なこと、迷惑が掛かることも「ダメ」だ。

本人が意図していようが意図していまいが関係ない。

たとえば怒って人を叩くのは「ダメ」だし、周囲に人がいるのにはしゃいで傘をふりまわすのは「ダメ」だ。

 

物を粗末にしたり、食べ物で遊ぶのも「ダメ」だ。

これは緊急性がない事が多いから、「ダメ」で済ませず、何故いけないかを言い聞かせる。

今すぐは理解できないかもしれないけれど、いつか通じることを願って。

それにしても、疲れている時には「何度も言い聞かせる」という地道な作業がひどくおっくうに思える。

 

 

家の中には触ってほしくないものがいろいろある。

全てをきれいに片付けるのが理想だろうが、なかなかそうはいかない。

自然、「ダメ」の回数も増えていく。

 

言ったあとで考える。

果たして今の「ダメ」は妥当な「ダメ」だっただろうか。

それとも、単に禁止したほうが楽だからそうしているのだろうか。

週末に近づくほど、後者の「ダメ」が増えていく気がする。

紙を破いちゃダメ。向こうの部屋の物を持ってきちゃダメ。

絵本を出したらしまわなきゃダメ。

 

子どもが悪いわけではない。

触られたくないものを出しておく親が悪い。

散らかされてもあとで片付ければいいだけ。汚されたら掃除すればいいだけ。

でも体力と時間が無限にあるわけではない。

 

せめて土日は「ダメ」を減らせるよう、頑張ってみようか。