IKISG

都内在住、IT職フルタイム、1児の母。親に頼れず、夫は多忙のワンオペ育児。巷のメディアに取り上げられるワーキングマザーはスーパーウーマンすぎて身近に感じられない。普通の人でも、親に頼らなくても働くにはどうしたらいいのか考えています。生後5か月の子を認証園に預けて復職し、1歳で認可園に転園。復職から3年ほどの人が書いています。

復職のこと

女性の活躍という言葉を見ると複雑な気持ちになる

女性が少ない業界であることは就職前から知っていた。 新卒で入社した会社は、新卒10人のうち女性が2名だった。その時点で20%。 先輩たちを見ても、女性は結婚か出産で殆どが辞めていく。 子どもがいる女性社員は一人だけだった。 会社は100名弱だったから…

私は技術者でいたい

仕事に戻りたい戻りたいと思っていた頃、エンジニアでいたい気持ちと、とにかく社会に接していたい気持ちとがあった。 あの時、もし、「エンジニアとしては戻れない。専業主婦になるか、違う仕事で戻るか」と言われたら、自分はどちらを選択していたのだろう…

復職できた幸せと不幸せ

とある、産後の復職についての研究がまとめられた本を読んだ。 総じて読みづらく、「要するに何?」が分かりづらい本だったと思う。 透けて見える作者の人柄もあまり好きになれなかった。 それでもなお、その本の内容は重たく、途中で投げ出すこともできず、…

今が一番楽しいと言える

産休・育休を経て仕事に戻り、いろいろなことに勝手に挫折して自分は何のために働くのだろうか、なんて考えたりした。 勝手に「どうせ期待されないんでしょ?お荷物なんでしょ?」と拗ねたりした。 復職から丸2年が経ち、やっと迷うことなく言える。 今が一…

働く意味が欲しい(贅沢なのは分かっている)

妊娠中からずっと、私は仕事に戻りたいと思っていた。 夫とはどうすれば復職できそうかを話し合い、家庭に入れと言ってくる自分の母親とは何度も喧嘩した。 育休中、私自身も規則正しい生活をしたし子どもは毎日必ず同じ時間に寝かしつけた。 運よく保育園が…

集中力がなさすぎる

復職して痛感したことの一つに、集中力の低下がある。 これは他の復職女性も言っていたからよくあることなのかもしれない。 ブランクで鈍った、というようなものではないと思う。 何故なら復職からそろそろ2年たつ今も、集中力が戻らない時があるからだ。 私…

三大・復職後に体がきつかったこと

先日、会社に向かう道を歩きながらふと考えた。 復職してから、キツかったことトップ3は何だろう。 キツいと言ってもいろいろあるから、身体面に限ろう。 子どもの体調は含めず、自分のことだけで考えてみよう。 ひとつめはあれだろうか。 わりと復職してす…

満たされないほうがいいのかもしれない(仕事面で)

私は仕事が好きだった。 ずっと働きたいと思っていたし、その邪魔になるなら結婚はしなくていいと思っていた。 ご縁があり、結婚することになってからも仕事は好きだった。 夫も忙しい同業者、平日はお互いに残業して職場でコンビニご飯を食べ、自炊は朝と週…

復職後本当にイヤだった一言

復職後、いちばん嫌だったことは何かと考えてみた。 お荷物扱いされて凹むとか悔しいとか、先が見えなくて不安とか、そういうのもたくさんある。 (そういうのはこのあたりに書いている) 自分がお荷物扱いされる将来を想像しても、誰かをお荷物扱いできるの…

深く考えずに「ロールモデルがいない」と言ってしまう件

若い頃からなんとなく「この業界の女性は大部分がどこかへ行ってしまう」ということを感じていた。 なにしろ女性の先輩が少ない。 絶対数が少ないというのもあるけれど、女性の先輩がとても少ない。 年代問わず、既婚者の女性は少ない。 子どもがいる女性は…

自分がお荷物扱いされる将来を想像しても、誰かをお荷物扱いできるのか

いつも以上にまとまりがない。結論がないからだと思う。 でもぐちゃぐちゃと思ったことを書いてみる。 復職する前もしてからも、何度思ったかわからない。 私たち、子どもを持って働く人は、世間のお荷物なのだろうか。 申し訳なさそうに生きていかなければ…

一年以上経ってやっと納得した「保育園はまだ早すぎるんじゃない?」

育休のころと復職直後、言われて一番嫌だったのが「早過ぎるんじゃない?」だった。 そう言われるとやみくもに反発したくなった。 世間には産休明けからすぐ預ける人もいるし、それを私は生後半年弱まで待ったのだし、保育園に行き始めたわが子はそれほど体…

判断材料その一:自分のコストを考えてみる

多くの女性がそうであるように、私は「スーパーなどの特売」が大好きだった。 少しでも安く買って達成感を味わう。 レノアハピネスが198円で買えた!というようなあれだ。 あれは節約というより一種の競技だと思う。 育休中は毎日買い物に出かけ、近所のスー…

できない理由

自戒のつもりで「「忙しいからできない」は「能力がないからできない」のエイリアスである - IKISG」を書いた。 そういえば、だいぶ前に「忙しいからできないと思う、とその人は言った - IKISG」というのも書いていた。 忙しい、ということばかり考えている…

子どもがいて仕事を続ける大変さと、その考え方

前回、復職したほうが楽だと思っていることについて書いてみた。 「「子どもがいて仕事を続けるのって大変でしょ?」 - IKISG」 すべての人がこれに当てはまるとは思っていないし、専業主婦を否定したいわけでもない。 働くことのデメリットだって、あたりま…

「子どもがいて仕事を続けるのって大変でしょ?」

今日、すごく嬉しい事があった。 私が妊娠する前から仕事でお世話になっている人たちが、結婚するという。 夫婦揃ってIT職。うちと同じだ。 秋にはお子さんも生まれるのだそうだ。 仕事には戻るつもり、と彼女は言っていた。 そしてそのとき聞かれた。 「子…

第一子誕生のあと、復職を考えている人へ伝えたいこと

一年ちょっと前の自分を思い出しながら書いてみる。 あの頃、私にこんなことを言ってくれる人がいたらどんなに心強かっただろう。 最初に伝えたいこと これから出産という未知の体験を乗り越え、仕事に戻ることはとてつもなく大変なことに思えるでしょう。 …

スーパーウーマンになりたくない

女性の復職、というものが注目を浴びているように思う。 自分が当事者になったから余計そう感じるのかもしれないが専業主婦が当たり前ではない時代になってきたのが大きいのかもしれない。 (女性だけの話ではないとか、気を使うあまり無法地帯になりはしない…

親を頼らない子育ての実情 ~保育園編

親を頼らない実情シリーズ 親を頼らない子育ての実情 ~産後編 - IKISG 親を頼らない子育ての実情 ~保育園編 親を頼らない子育ての実情 ~休日編 - IKISG 親を頼らない子育ての実情 ~休日編2 - IKISG 親を頼らない子育ての実情 ~お金編 - IKISG ---------…

「子どもが小さい間は、母親が友達と遊ぶのは無理だ」

「子どもが生まれてから友達と遊べていない。月に1回くらい、友達と遊んだり食事に行ったりできたらいいのに」 第一子を出産し、最近復職したばかりの若い子がそう嘆いていた。 基本的に出不精で家が大好きな私ですら外に出たくなるから、若くて社交的なその…

復職で失ったものと得たものについて

子どもがいるから自由に残業できない。 加えて、夫が激務だから休日出勤もあまりできない。 頼れる親兄弟が近所にいるわけでもないから 子どもが熱を出したら仕事を休むしかない。 もう今までのようには働けない。 家事も今までのようにはできない。 できな…

いまさらだけどジョブズ氏スピーチを読んで勝手に共感する(長文)

部分的にしか読んだことがなかったので、大分いまさらだけど 「ハングリーであれ。愚か者であれ」 ジョブズ氏スピーチ全訳 :日本経済新聞 を読んでみた。 いろいろな嬉しい発見があった。 まず、ジョブズ氏がフォント好きであったこと。 何がカリグラフを美…

優しさを毀損する表現(ソチオリンピックを見ての所感)

昨日たまたま、ソチオリンピックのことをやっているテレビを見かけた。 渡瀬選手がインタビューに答えているシーン。 競技はノルディックスキー・ジャンプ男子団体。(今調べた) 渡瀬選手は団体戦のメンバーから外れたのだそうだ。 細かい言い回しは忘れたけ…

絶対に負けてなるものか、と思った

自分の怯懦や迷いや弱気や 自分を取り巻く偏見や因習や「みんなそうだから」という言い訳や 自分の道を狭めようとしてくるものや(それが悪意とは限らない) 自分を阻むものすべてに、 絶対に負けてなるものかと思った。 朝から「女大学」を読み、 その流れで…

また雪が降り、また考える

この週末も東京は雪だ。 昨日は朝から雪。 夕方ごろから激しくなり、風も強くなって 一夜明けたら家の前の道は真っ白になっていた。 復職してから、買い物は週末だけ行くようにしている。 子どもが生まれる前は毎日のようにスーパーに行き 日替わりの特売品…

回復に向けての反省

落ちている気持ちを、少しずつ上向けようとしている。 子どもにたくさん話しかけ、笑い、寝るまでの短い時間を 一緒に遊んで過ごした。 昨日よりもたくさん、子どもが笑ってくれた。 自分のことだけで精いっぱいになっていてはだめだ。 かつて仕事は私にとっ…

選べるけれど、何を選べばいいのか分からない

まだ雪の残る道を避けて、都知事選の投票に行ってきた。 誰に投票するか、はそのまま 誰なら子どもにとって良いか、 それを育てる私たちにとって良いか、ということになる。 少子高齢化は国家の一大事だから、どの候補者もが口にする。 それらの対策の、どれ…

もうすぐ、やっと

もうすぐで、子どもが生まれて1年がたつ。 もうすぐで、復職して半年が過ぎる。 あっという間だった。 復職の初日、子どもからうつされた風邪で微熱が出たまま出勤した。 久しぶりの通勤ラッシュに何を思ったのだったか。 保育園に入れなければ復職できない…

平和と不満

ブログを書くというのは、不安的なときのほうが捗るように思う。 復職して半年が過ぎ、将来への不安は相変わらずあるものの、 人は慣れてしまう生き物だなあと思う。 保育園のお迎え時間がぎりぎりだからと焦って駅まで歩いていたのを 今は普通に早足で歩く…

消えた夏休み、或いは1日だけ休めた幸運

夏休みは職場の都合でお盆ね、と言われていた。 8月末に休むつもりの夫と1日もかぶらない。でも好きなことを言える立場でもないから、今年は仕方ないねと話していた。 本当なら、夏休みが重なったら 1日くらいは子どもを保育園に預けて、どこかに出かけたか…

望み通りか、違うのか

自分がそうしたかったから、子どもが生後半年の時に復職した。 夫は「少し早い気がする」と言いながらも協力してくれた。 思い返せば半年間、 夫を除いたらスーパーのレジの人としか話さないような生活で 自分が駄目になっていきそうで怖かった。 保育園が空…