乾燥機付き洗濯機、その後
産後に買って便利さに愕然としたものの一つが、乾燥機付き洗濯機だ。
ちょっと贅沢な気がする人もいるかもしれないけれど(私もそうだった)、
産後に親を頼れない人ならぜひ導入したいアイテムだと思う。
ちょっと高いくらいを補ってなお余りある便利さだから。
洗濯物が乾かせるだけでしょ?と思うかもしれない。(私もそうだった)
たったそれだけのことが、産後には泣けるほどありがたいのだ。
洗濯物を干したり取り込んだりしなくて済む。
つまり、子どもを置いて室外やベランダに出なくていい。
スイッチを入れたら乾燥まで勝手にやってくれる。
つまり、洗濯が終わるのを待つ、という行為が必要ない。寝てしまったっていい。
これらのありがたさは、親を頼れない育児に関わる人でなければ分かるまい。
(おおげさか)
その感動から、乾燥機付き洗濯機の記事をいくつも書いた。
これから出産する人へ伝えたい(親を頼れないバージョン) - IKISG
だから、その後のことも書かなければ公平ではないと思う。
上の記事で大絶賛している乾燥機を、いつしか使わなくなっていた。
だんだん乾きが悪くなり、洗濯機をスタートさせて寝て起きたら
朝には生乾きの洗濯物が洗濯機の中に入っていて、げんなりすることが何度もあった。
冬ならまだしも、暖かい季節に生乾きの洗濯物というのは、衛生面でよろしくない。
乾燥フィルターが詰まっているのか?と丁寧に掃除してみても変わらない。
変なにおいがついてしまった洗濯物を煮沸消毒して余計に手間が掛かったりするうち、
洗濯機は洗濯モードでしか使わなくなっていた。
夜は起きている自信があるときしか洗濯しなくなり、休日にまとめて洗うようにした。
朝イチで洗濯機をまわせば、干してから出勤できることも分かった。
偶然ネットで見た記事で知った。
これらの症状は全部、乾燥機付き洗濯機あるあるらしいのだ。
乾燥フィルターを掃除していても、ダクトの中にホコリが溜まっていき、
だんだん乾燥の効きが悪くなる。
特徴としては、乾燥フィルターに出てくるホコリの量が減る。
ダクトが詰まってきて、フィルターまでホコリが達しなくなってくるらしい。
フィルターのホコリが湿っぽくなるという特徴もあるらしい。
当てはまる。
これを解決するには分解掃除が必要で、業者さんを呼んで掃除してもらうしかないらしい。
業者さんを呼んでの掃除は定期的に必要なことらしい。
購入からもうすぐ3年、まさにこの症状だったのだろう。
今思えば、挙動がおかしくなった時にちゃんと調べればよかった。
何となくめんどくさくなり、なんとなく使わなくなって1年くらいたっている気がする。
もったいなさすぎるし、変化に対応するべきIT職にありながら
私生活がこの体たらくというのは、人になかなか言えない。
ある日急に壊れたならどうにかしただろうに、
だんだん悪くなっていった+仕事や子どものことで常にバタバタしていた のコンボで
人はここまで堕落するのだ。
反省して、すぐ対処することにした。
業者さんを呼ばすに自力で解決しているツワモノたちの記事もネット上に多々ある。
自己責任にはなるが、100均で掃除グッズを買ってきて、ダクトのホコリ取りをした。
自分でやるつもりだったけれど、夫がノリノリでやってくれた。
結果、大量のホコリが取れ、洗濯フィルターにも大量のホコリが詰まっていた。
(構造上、ダクトのホコリは洗濯槽に落ちてフィルターに行くらしい)
その後、ドラムクリーニングモードで洗濯機を回すと更にごっそりホコリが取れた。
そうして我が家の乾燥機は復活した。
スイッチを入れてそのまま寝ても、朝はふわふわの洗濯物が仕上がっている。
乾燥フィルターには以前のように乾いたホコリが入るようになった。
乾燥機を買ったばかりの頃の感動を、今もう一度味わっている。
乾燥機の効きが悪くなったら、ぜひダクト掃除を。