私と子どもは違いすぎる
下書きフォルダを見てみたら下書きがたくさんたまっていたので
拾い上げてみる。
これは2015/01/06に書かれたもの。
子どもは私にないものをいっぱい持っている。それは若さとかそういう当たり前のものではなくて、
たとえば可愛がってくれる祖父母とか、子どもを大事にする父親とか、そういうものだ。
この先どうなるかは分からないけれど、
このまま何事もなく夫と私が仕事を続け、大きな不幸も起きなければ
この子は親の借金に不安を感じながら育つこともないだろう。
私が子どものころ不幸だと感じていたことを、この子が感じないで済むなら
それはとてもとても幸せなことだと思う。
わが子はもちろん、他の子どもにだって、私の子ども時代のような気持ちを味わってほしいとは思わない。
でも同時に心配にもなる。
もし不幸が今の私の一部を作ってくれたのだとしたら、
幸せに暮らすこの子は将来何になるのだろう。
今となっては不幸が不幸だったのかもよくわからない。