自分で編み出したテクニックのようなもの:乳児期
あまり育児書や育児ブログは読まなかった。
だからひょっとしたら、自分で編み出したつもりがあたりまえのことだったりするかもしれないし
もっと他にいいやり方があるかもしれない。
とりあえず試行錯誤したころを思い出しながら書いてみる。
便秘になったとき(離乳食より前)
・ミルクを変える
うちは混合栄養だった。
母乳だけなら便秘になりにくいというけれど、母乳だけでは足りなかったから仕方ない。
産院がほほえみだったから何となくそのまま家でも使っていたが、はいはいに変えると便秘しづらくなった。
逆にはぐぐみにすると恐ろしいほど便秘した。
体質も関わりそうだから一概には言えないと思う。
ミルクにこだわりがないなら、まずは少量パックを買っていろいろ試してみるのもいいかもしれない。
・縦に抱いてみる
首すわり前は、自分は床に座って、子を膝の上に横抱きにしていることが多かった。
でも、ふと、縦にしたら物理的に出やすいんじゃないだろうか?と気づいてしまった。
自分がソファなどにもたれて、おなかの上に縦に置き、体の両脇を支える。
この姿勢でしばらく過ごすとするっと出てくることが多かった。(気のせいかもしれない)
急いでミルクを作りたいとき
自分一人の時に子が泣いて、一刻も早くミルクをあげたいとき。
うちには温度調節できるポット類がなく、電気ケトルでお湯を沸かしていた。
粉ミルクの缶の説明によれば、お湯を沸かして哺乳瓶で調乳し、流水にあててミルクを冷やすという手順になる。
その間もずっと子は泣いているし、一人では抱っこもできない。
粉ミルクの作り置きはNGだし、一旦沸騰させたお湯でなければならないし、
冷凍などしたものをレンチンするのもあまりよくないなど制約が多い。
少量のお湯で作り、水で割ればいいのでは?とも思ったが、生水がよくない。
ならば湯冷ましを冷蔵庫で冷やしておく?
でもそれもあまり長期間使うのは衛生上よろしくなさそうだ。
などと考え、何かで割る方式は、何かが混入したら困るという点で諦めた。
上記の手順の中では、冷ます時間がとにかく長い。
プラスチックの哺乳瓶は全然中のミルクが冷めてくれない。
ガラスは多少ましだが、それにしても流水で冷えるまでには時間が掛かる。
ならば、熱伝導のいい入れ物でミルクを作ればいいのでは、と思いついた。
100均で買った金属製のコップに粉ミルクを作り、ボウルの氷水を当てて冷やすとだいぶ時間短縮になる。
この金属コップには、気づいてから卒乳まで、ずいぶんお世話になった。
今ならミネラルウォーターで割って済ませる気もする。
寝かしつけ(0歳)
一度寝付けばそこそこまとめて眠ってくれるわが子だったけれど、そこに至るまでは
毎日だいぶ試行錯誤した。
昼間たくさん寝てくれると、ゆっくりできると喜ぶより前に「これでは夜寝ないかも…」と心配するくらい
子どもの寝かしつけに頭を悩ませていた気がする。
(単に夜たくさん寝てほしいという以外にも、復職を考えて生活リズムを作らねば!と
気負っていたせいもあると思う)
抱っこでゆらゆらという王道から、抱っこスクワット、座って抱っこして腰を回すなど
いろいろな動きを試したし、子守唄、童謡、JPOPなど歌もいろいろ歌った。
結果、たどり着いたわが子用メソッドがこれだ。
毎日同じ時間に沐浴したあと、部屋の電気を消す。
布団に寝かせて寝る前のミルクを飲み、このまま寝てくれたらラッキー。
寝ずに泣いたら、横抱きで眠るまで揺らす。
子の頭と足を交互に高くする、自分の両腕で横向き8の字を描くような動きが効果的だった。
(スクワットは、機嫌が悪いときには効果抜群だったが、寝かしつけにはあまり効かなかった)
抱っこで寝たら、更に数分様子を見たあと、布団に下ろす。
この時、くるくる丸めたバスタオルか毛布を使って、布団の上に楕円を作っておく。
微妙なたとえだけれど、便座カバーのような形をイメージすれば間違いない。
「背中スイッチ」とよく言われるほど背中は敏感らしいから、この楕円に体を乗せて
背中がどこにも触れないようにするために使う。
これを使っても起きてしまうときもあったが、「布団に置いたとたん起きて泣く」という
がっかりシチュエーションは半分以下になった。
まとめ
便秘になったとき
・ミルクを変える
・縦に抱っこする
ミルクを素早く作りたいとき
・金属コップに作り、氷水を当てて冷やす
寝かしつけ
・抱っこして左右揺らしを寝るまで繰り返す
・バスタオルを丸めて楕円形に置いたものの上へ寝かす