IKISG

都内在住、IT職フルタイム、1児の母。親に頼れず、夫は多忙のワンオペ育児。巷のメディアに取り上げられるワーキングマザーはスーパーウーマンすぎて身近に感じられない。普通の人でも、親に頼らなくても働くにはどうしたらいいのか考えています。生後5か月の子を認証園に預けて復職し、1歳で認可園に転園。復職から3年ほどの人が書いています。

保育園1年目で地味に困ったこと

当時を思い返すと、そういえばこんなことに地味に困っていたなと
懐かしくなったので書いてみる。

 

地味に困ったこと、それは「必要な物を急に言われること」だった。

たとえば平日の夜、お迎えのときに
「そろそろ暑くなったので明日からシャワー用バスタオルを2枚持ってきてください」
と言われたりする。

 

2枚を毎日持っていけるほど、家にバスタオルの余剰はない。

かといって、子どもを迎えに言った時に言われても、そのあと買いに行くのは難しい。

フルタイムで働いているから、迎えに行く時間が19時頃。

子どもを連れて急いで帰り、食事の支度をしなければならない。

 

持っていかねばならないから、まだ仕事中の夫に慌てて頼む。

夫は職場近くの24時間営業スーパーでバスタオルを買ってきてくれる。

翌日バスタオルを持って行き、
毎日の洗濯物が更に増えるな…と思いながら過ごしていると、今度は

「そろそろプールに入るので水着を持ってきてください」となる。

 

子供用の水着などもちろん持っていない。

買いに行かねばならない。

今度はそこらのスーパーでは買えないから
子ども用品を売っている店に行かねばならず、それは1駅先にあり、
夫の仕事帰りの時間では間に合わない。

 

週末を待って買い物に出かける。

どんなものか具体的に分かっていれば
夫に買い物を頼み、自分は子どもと留守番をしてこともできるのだが
0歳時用の水着がどんなものか、夫も私も見てみないと分からないから一緒に行く。

子どもを連れて買い物となると、おむつ、おしりふき、抱っこ紐と一気に荷物が増える。

 

その後も、

「離乳食を始めるから食事エプロンを」

「お手拭き用のタオルを2枚」

「日よけの帽子を」

「そろそろ寒いのでお散歩用の上着を」と五月雨で知らされながら時が過ぎる。

 

たとえば前の週の頭にでも言ってもらえたらずいぶん気持ちの余裕があるのだけれど
たいていは「明日から」、よくて金曜に「来週から」と言われることが多かった。

急に言われてバタバタ買い物をする、そんなことを繰り返していた気がする。

 

もし間に合わなくたって死ぬわけじゃなし、間に合いませんでしたーと言えば済むのだが
そういうことが分からないのが一人目育児の初保育園だった。

いつ何が必要になるかは園によるのだろうし、
そもそも急に言うか否かも園による気がする。

いつ頃なにが必要になるか、上のクラスに兄弟がいる父兄に聞くのが早いのかもしれない。

 

今年は2年目だから余裕があるか、と高をくくっていると
「そろそろトイレトレーニングをしてみましょう。パンツを持ってきてください」
と言われ、ああそういうのもあるのか…と思った。