IKISG

都内在住、IT職フルタイム、1児の母。親に頼れず、夫は多忙のワンオペ育児。巷のメディアに取り上げられるワーキングマザーはスーパーウーマンすぎて身近に感じられない。普通の人でも、親に頼らなくても働くにはどうしたらいいのか考えています。生後5か月の子を認証園に預けて復職し、1歳で認可園に転園。復職から3年ほどの人が書いています。

つれづれなるままに

私はコーヒーが好きだ。

と言っても別にグルメではないから味は問わない。

インスタントコーヒーでも缶コーヒーでもおいしくいただける。

ただし、砂糖あり+ミルク分なしのコーヒーは苦手だ。

それから酸味が強すぎる豆も得意ではない。

 

先日、屋外にいて寒くて、自販機で買ったエスプレッソがまさにこれだった。

酸っぱい。甘い。ミルク分が入っていない。

寒い屋外で飲む温かい飲み物というプラスがあってなお、苦手な味。

なんというか、エスプレッソとラテを勘違いしたのが敗因だった。

 

幸いボトル缶だったので家に持ち帰り、牛乳で薄めて飲んだ。

特に期待もせず、捨てるのも申し訳ないからという理由でそうしただけだが、
驚くほどおいしかった。

甘さが薄まって気にならない程度になり、酸味は牛乳でかき消された。

 

それから、私は子どものころ、はちみつが苦手だった。

べったり甘く、独特の風味がある。

大人になってからは食べられるようになったものの、相変わらず得意ではなかった。

 

ある時、クラッカーに乗せたクリームチーズに出来心で掛けてみておどろいた。

なんだこれは。ものすごく、おいしい。

はちみつのクセとチーズのクセが打ち消し合い、驚くほどまろやか。

健康的な気がして罪悪感が薄れるのもあいまって、おやつによく食べた。

ヨーグルトにはちみつときなこを入れるのもいい。

はちみつと乳製品は相性がいいのかもしれない。

 

自分にとって苦手なクセを持つものでも、
それを打ち消して良い物にしてくれる組み合わせがある。

 

ならば、単体では苦手な人(たとえば飲み会参加を強要するとか)でも
組み合わせによってはうまく付き合えるのだろうか。

ならば、私が持つデメリット(たとえば残業できないとか急に休むことがあるとか)も
活かせる場面があるのだろうか。

 

というところまで考えた。