IKISG

都内在住、IT職フルタイム、1児の母。親に頼れず、夫は多忙のワンオペ育児。巷のメディアに取り上げられるワーキングマザーはスーパーウーマンすぎて身近に感じられない。普通の人でも、親に頼らなくても働くにはどうしたらいいのか考えています。生後5か月の子を認証園に預けて復職し、1歳で認可園に転園。復職から3年ほどの人が書いています。

子どもを早くから保育園に入れてよかったこと

今日で4月が終わりだ。

認可園に転園して最初の1か月が過ぎたことになる。

 

思い起こせば慣らし保育の2日目、初めて私と離れることになったとき
大泣きして先生の抱っこでもおやつでも泣き止まなかったわが子。

泣かないようになってからも数日間は、振り向いて不安そうに私を見ていた。

 

今朝のわが子は自分で歩いて部屋に入り、
先生にギュッと抱きついたあと振り向いて笑顔でバイバイと手を振り、
さらに自分でドアを閉める堂々ぶりだった。

あの大泣きが同じ月のこととは思えない。

嬉しいような、寂しいような。

 

わが子は、今の園に入る前、生後5か月の時から認証園に通い始めた。

早過ぎるのではないかと周囲からは言われ、理解者である夫すら
「まだ早い気がする、でも決まったことだから止めないけど」と言った。

一番遠慮のない実母からはずいぶん止められた。

もう仕事を辞めてしまえばいいとも言われた。

 

これは本当に堪えた。

私が働きたいことは私のわがままなのだろうかと思った。

私のわがままのために、まだ小さな子どもに無理をさせているのだろうかと。

 

そうして通い始めた保育園だったけれど、そのうち
「もし何かの事情で私が仕事を辞めてもこの園には通わせたいね」と夫と話すようになった。

それくらい、保育園に行き始めた子どもは活き活きとし、いろんなことを覚えて帰ってきた。

さすがは保育士さん、プロの仕事は違う…と思ったものだ。

 

前置きが長くなった。

早くから保育園に入れてよかったと思うことを4つ挙げてみたい。

 

1.好き嫌いなくたくさん食べてくれる

もしかしたら元からそういう子だったのかもしれないが、真実は不明。

 プロの栄養士さんと調理師さんによる離乳食で
「ごはんはおいしい」ということを学んだ結果だと私は思っている。

それに、保育園できちんとしたごはんをいただいているという安心感は
ある種のお守りとしても有難かった。 

もし私の作るごはんがイケてなくてもなんとかなる!と思えた。

 

2.健康

天気が良ければ毎日お散歩、冬でも薄着な園の方針のおかげで、あまり風邪をひかない。

ひいても重症化せず、すぐ回復する。

これは働く上でほんとうに有難い。

はいはいの頃から公園の芝生に連れ出してくれたおかげで足腰も強い。

 

 3. 絵本が大好きになった

私も本が好きだからこれは嬉しかった。

せっかく好きになってくれたのをキープしようと、家でもせっせと絵本を読み聞かせている。

 

4.きょうだいがいる気分を味わえる

わが子はまだ一人っ子だし、もしかしたらこの先も一人っ子かもしれない。

でも保育園に行けば同じ年頃のお友達と遊んだり
すこし上の子たちにかまってもらったりできる。

いつも大人とだけ過ごすよりいい刺激になっているのでは、と勝手に思っている。

 

 

仕事に戻るために保育園にいれるけど可哀想なんだろうか、と思う人がもしいたら
上記が少しでも参考になったら嬉しい。

 

これは一例でしかないけれど、私と夫は保育園に入れてよかったと思っている。

そういう親もいるということをぜひ知ってほしい。

(もちろん、きちんとした園であることが前提ではあるし、
きちんとした園とは何か、というのは難しいし
そもそも希望した園に入れるわけでもない現状なのも難しい…)