細かすぎる仕事効率化の話
職場でショートカットキーの話になった。
IDEでこういうことをしたいときどんな操作をするか、という誰かの些細な質問から
このやり方のほうがタイプ数が少なくて済むとか
いやいやこっちのほうが一目でわかりやすいというような激論を交わした。
こんな小さな範囲の話はなかなかできないから妙に面白かった。
少しでも効率を良くするため、調べて試す手間を惜しまない人。
結局慣れた方法でやるのが一番速いという人。
いろいろだ。
新人の頃なら、仕事効率化のテクニックを習ったら
きっと素直に受け入れていただろう。
今日話した数人はみんな中堅以上のキャリアを持っていて
誰かのテクニックにもあっさり頷かない。
それぞれの信念を持っているから議論が進む。
そういうのが面白い。
今日はエンジニアらしい会話をしたなあと、帰り道しみじみ幸せだった。
会社の人とは会社の話を。技術者とは技術の話を。
それが私にとっての幸せだ。
新しい保育園への道を小走りで進む。
何かおもちゃで遊んでいたわが子が、私に気づいて駆け寄ってくる。
これもまた幸せ。