IKISG

都内在住、IT職フルタイム、1児の母。親に頼れず、夫は多忙のワンオペ育児。巷のメディアに取り上げられるワーキングマザーはスーパーウーマンすぎて身近に感じられない。普通の人でも、親に頼らなくても働くにはどうしたらいいのか考えています。生後5か月の子を認証園に預けて復職し、1歳で認可園に転園。復職から3年ほどの人が書いています。

もうすぐ、やっと

もうすぐで、子どもが生まれて1年がたつ。

もうすぐで、復職して半年が過ぎる。

 

あっという間だった。

復職の初日、子どもからうつされた風邪で微熱が出たまま出勤した。

久しぶりの通勤ラッシュに何を思ったのだったか。

 

保育園に入れなければ復職できないのに、ただ空くのを待つことしかできない焦り。

復職したものの、残業が当たり前の現場で焦りながら仕事をこなした。

慣れるまでは小さなことに困り、気持ちが揺れた。

そんな日々ももう遠い昔のことのように思える。

たかが半年、されど半年。

 

復職は、戻れたから成功なわけではない。

いつまで続けられたら成功だったと言えるのだろう。

 

今行っている保育園は3歳までしか見てもらえないところだから、

次の園が決まらなければ仕事は続けようがない。

保育園問題が解決したとして、その次の危機は小学生になるときだろうか。

それより前に、どうして家にいないの?と聞かれるのだろうか。

家にいて、と言われたら何と答えるのだろうか。

 

先のことばかり考えて、余計に今の仕事が楽しいものになる。

いつまで続けられるか分からないから、今やれることをやろう。

自分が楽しめること、それから人の役に立つことを考えよう。

結局、それしかできない。