もうすぐ、やっと
もうすぐで、子どもが生まれて1年がたつ。
もうすぐで、復職して半年が過ぎる。
あっという間だった。
復職の初日、子どもからうつされた風邪で微熱が出たまま出勤した。
久しぶりの通勤ラッシュに何を思ったのだったか。
保育園に入れなければ復職できないのに、ただ空くのを待つことしかできない焦り。
復職したものの、残業が当たり前の現場で焦りながら仕事をこなした。
慣れるまでは小さなことに困り、気持ちが揺れた。
そんな日々ももう遠い昔のことのように思える。
たかが半年、されど半年。
復職は、戻れたから成功なわけではない。
いつまで続けられたら成功だったと言えるのだろう。
今行っている保育園は3歳までしか見てもらえないところだから、
次の園が決まらなければ仕事は続けようがない。
保育園問題が解決したとして、その次の危機は小学生になるときだろうか。
それより前に、どうして家にいないの?と聞かれるのだろうか。
家にいて、と言われたら何と答えるのだろうか。
先のことばかり考えて、余計に今の仕事が楽しいものになる。
いつまで続けられるか分からないから、今やれることをやろう。
自分が楽しめること、それから人の役に立つことを考えよう。
結局、それしかできない。